きららかネットワーク

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コラム

射水ブランドへの途(第1回)~食品添加用竹炭ができるまで~

きららかネットワーク理事の布目です。

最近雨続きでエゴマ畑の草むしりすらも難しい状況ですが、先日晴れ間を見て竹林整備に行ってきました。
以前芋掘りに来てくれたふたばこども園の皆さんが、竹のおもちゃで遊びたいと言ってくれているそうです。今回切った竹はその材料といたします。
(ホームページの更新等が無くても頻繁に活動はやっております。活動に興味のある方は、お気軽にご連絡ください!)

さて、これから「射水ブランドへの途」と題しまして不定期連載のコラムを書きたいと思います。

まず、皆さんがブランドと言って思い浮かべるのは、有名な高級バッグや腕時計等かと思います。
そんな煌びやかなブランド業界の中に、私たちは「竹炭」なんてシブいものを投げ込もうというのだから無謀な話です。
「竹炭なんて、ただの炭素やねけ」などと言われると辛いところがあるのですが・・・とはいえダイヤモンドも炭素ですから!笑
もちろん、ただの炭素ではありませんよ! 多孔質構造が持つ吸着効果がうんぬんかんぬん・・・

話が逸れました。
ブランドとは何かという点について、自分なりに深く考えてみました。もちろん色々な文献(Yah○○!知恵袋系も多いですが)も読み漁りました。
その結果、ブランドとは「その品物が持つ高い品質や付加価値を保証してくれる名前」と考えるに至りました。

千里の道も一歩より。私たちきららかネットワークは、竹炭の品質や付加価値の向上に日々知恵を絞っております。
その価値が多くの人に認められ、「ただの竹炭じゃなくて、射水の竹炭が良いよね」と言っていただけるようになった時、ブランドと呼べるものに昇格すると信じております。
そのために現在行っている取り組みについて、いくつかご紹介いたします。

1.ロット番号管理
 近年、あらゆる物の「トレーサビリティ(追跡可能性)」が重視されています。どこで採れたかわからない得体の知れないもの、口に入れるのには抵抗があるという方も多いのではないでしょうか。きららかネットワークでは、竹を取った場所と日付がわかるよう、保管の際はロット番号を付けて管理しています。我々の取り扱う竹は基本的に射水市内で採れたものです。その中でも、黒河地区で採れたのか、青井谷地区で採れたのか・・・というところまでわかるようにしています。

2.選び抜かれた竹材
 食用の竹炭については、衛生管理を徹底しています。食中毒や異物混入など言語道断です。
 竹は自然にあるものですから、虫が着いたり、土などの汚れが付着したりします。そのため、まずは食用の竹にする部分を選ぶところから始めます。竹を割って節を取ったら、まずは食用に相応しい見た目の良い竹材を一本一本ピックアップします。その時点で虫食いがあったり、土で汚れていたりした場合は食用には使用いたしません。

3.徹底した洗浄
 食用に選ばれた竹には、さらにもうひと手間加えます。厳選したとはいえ、目に見えない汚れが付いている可能性は否めません。そこで、高圧洗浄機を使って表面に付着した汚れを徹底的に洗い流します。

4.区別化
 どんなに竹を綺麗にしたところで、炭窯の中でカチャカチャになってしまえば元も子もありません。そこで、炭窯に入れる前には鉄かごの中に入れて、他の竹炭と混ざってしまわないよう明確に区別します。そして炭窯の中の位置にもこだわります。焚き口に近い前室に比べ、煙突に近い後室のほうが質の良い炭となりやすい傾向にあります。そのため、食用の竹材が入った鉄かごは後室の中央部に入れて焼きます。

5.炭焼きの温度管理
 炭焼きは3~4日間、夜を徹して行われます。炭焼きは慎重にやらないと熱分解が止まってしまったり、全て燃えて灰になってしまったりします。ただ焚き口で薪を燃やすだけではありません。煙突の付け根に設置された温度計や、煙突から出る煙の色を一定時間ごとに見て、適切な状態となるように調整します。これらの温度管理は炭焼き自体の失敗を防ぐだけでなく、竹炭の質を向上させたり、良質な竹酢液が採れるタイミングを見極めるためにも行っています。竹酢液については、また別の機会にお話ししたいと思います。

6.粉末加工
 完成した食用の竹炭のうち、一部は粉末化して食品添加用に加工されます。きららかネットワークの食品添加用竹炭は、小麦粉より細かい6ミクロンです。ここまで細かくすれば、口に入れたときに「ジャリジャリ」した違和感がありません。ピザやパン、パスタなどあらゆる物に入れることが出来ます。

上では主に食用の竹炭について紹介しました。このほかにも、色々な品質・付加価値向上のための取り組みを行っています。しかし、現状に満足している訳ではありません。これからも「射水ブランド」と皆様に認めていただけるその日まで、創意工夫に取り組んでいきたいと考えております。

もし上の拙文を読んでくださった方で、「こんなことすれば良いんじゃないかな!」「ああしたほうか良いよ!」「そんなんじゃ駄目だよ!」など思うところがありましたら、是非問い合わせページよりご連絡ください。皆様に育てていただける団体になれるのであれば、望外の喜びです。

これからもきららかネットワークと、「射水の竹炭」をよろしくお願いします!

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